服を選ぶ時、バッグや小物を選ぶ時、気づくと黒を手に取っている。
前は明るい色も好きだったのに、最近はなぜか黒が落ち着く。
そんなふうに感じることはありませんか?
黒を選ぶこと自体が悪いわけではありません。
黒は、かっこよさや洗練された印象、落ち着き、安心感を感じさせてくれる色でもあります。
一方で、重たい、近寄りにくい、本音を隠しているように見えるなど、少し強い印象を持たれることもあります。
では、気づくと黒ばかり選んでしまう時、心の中では何が起きているのでしょうか。
今日は、黒を選んでしまう時の心理について、少し見ていきたいと思います。
黒は安心して静かに過ごしたい時に選びやすい
黒を選んでしまう時に考えられることの一つは、安心して静かに過ごしたい気持ちです。
黒は、いろいろな色の中でも落ち着いた印象のある色です。
派手すぎず、主張しすぎず、どんな場面にも合わせやすい。
そのため、人の目や言葉がいつもより気になる時や、周りの空気に合わせるのが少ししんどい時、黒を選ぶとホッとすることがあります。
たとえば、
今日はあまり人から反応されたくない。
人にどう見られるかを考えるのが面倒。
できれば今日は、外側に振り回されたくない。
そんな時、黒は自分のまわりに少し境界線を作ってくれるように感じることがあります。
周りを拒絶したいというより、今は少し静かにしていたい。
自分の内側に戻りたい。
そんな感覚で、黒がしっくりくることもあります。
今の自分にとって黒が、安心できる色になっているのかもしれません。
黒はきちんと見せたい時にも選ばれやすい
次に、黒はきちんと見せたい時にも選ばれやすい色です。
黒い服を着ると、気持ちが少し引き締まる。
仕事モードに入りやすい。
大人っぽく見える。
落ち着いて見える。
失敗しにくい気がする。
そんな感覚を持つ方もいると思います。
特に、人前に出る時や、大事な予定がある時、きちんとした印象でいたい時に、黒を選びたくなることがあります。
この場合の黒は、自分を隠す色というより、気持ちを切り替えるための色。
今日はちゃんとしたい。
落ち着いて見られたい。
簡単に崩れたくない。
そんな気持ちがある時、黒がしっくりくることもあります。
黒ばかり選ぶ時は、少し疲れているサインかもしれない
そして、黒ばかり選んでいる時は、少し疲れがたまっているサインの場合もあります。
明るい色を選ぶ元気がない。
コーディネートを考える余裕がない。
誰かに合わせるのがしんどい。
そんな時、黒はとても楽な色です。
考えなくてもまとまりやすい。
失敗しにくい。
無難に見える。
おしゃれを手抜きしているというより、今の自分ができるだけ負担を減らしたい状態なのかもしれません。
最近、黒ばかり選んでいるなと思った時は、
少し疲れているのかな。
今日は楽に過ごしたいのかな。
そのくらい軽く見てみるだけでも十分です。
似合う・似合わないだけで見ない
ここで少し大切なのは、黒を選んでしまう時に、似合うか似合わないかだけで見なくても大丈夫だということです。
もちろん、色には見た目の印象もあります。
黒が似合う人もいますし、黒を着ると顔色が沈んで見える人もいます。
そして、もともと黒が好きで、黒ばかり着ている人もいると思います。
その場合は、無理に意味を探さなくても大丈夫です。
黒を着ると落ち着く。
黒の雰囲気が好き。
黒を着た自分がしっくりくる。
そう感じるなら、それも大切な感覚です。
ただ、前は明るい色も好きだったのに、最近はなぜか黒ばかり選んでいる。
いつもより黒が落ち着く。
そんなふうに変化を感じる時は、今の気分や状態が色に出ていることもあります。
今の私は、黒に何を求めているんだろう。
そう軽く見てみると、自分の本音に気づけることがあります。
黒に少し明るさを足すなら
黒が落ち着く時は、そのまま黒を楽しんでも大丈夫です。
私自身も、定期的に黒を身につけたくなる時があります。
疲れている時もありますし、少し洗練された印象に見せたい時もあります。
そしてここ数年は、年齢とともに体のラインや雰囲気が少し変わってきて、黒を着ると心も体も少し引き締まるように感じることがあります。
パーソナルカラーでいうと、私はスプリングタイプなので、明るい色や華やかな色が似合うと言われるタイプです。
ただ、年齢とともに、以前より黒がしっくりくることもある気がしています。
周りからも、黒が似合っていると言われることもあります。
もちろん、パーソナルカラーも大事です。
ただ私は、年齢や経験を重ねることで、その人の雰囲気に似合ってくる色もあると思っています。
顔タイプ診断や外見のアドバイスをしてきた中でも、色や素材、見せ方を工夫すれば、似合わせることはできると感じています。
だから、黒を着たい時は無理に避けるより、少し工夫しながら取り入れています。
たとえば、少し重たく見えるかなと感じる時は、白やアイボリーのようなシンプルで明るい色を少しだけ足してみる。
黒のトップスに、白やアイボリーのインナーを合わせる。
黒の服に、ゴールドやシルバーのアクセサリーを足す。
そして、同じ黒でも素材を変えるだけで印象は変わります。
ツヤのある黒。
透け感のある黒。
やわらかい素材の黒。
少し華やかさのある黒。
黒は重たく見えることもありますが、合わせ方や素材で印象を軽くすることもできます。
目立ちたくない時や、無難にシンプルに見せたい時も、ほんの少し明るさや光を足すだけで、黒の良さを残しながら雰囲気をやわらげることができます。
色は今の自分を映してくれる
黒をどう取り入れるかを考えることも、今の自分を知るヒントになります。
色は、ただの見た目だけではありません。
今の気分や心の状態に気づくきっかけになることがあります。
黒ばかり選んでしまう時も、
落ち着きたいのかもしれない。
少し休みたいのかもしれない。
きちんと見せたいのかもしれない。
そのくらい軽く見てみるだけで大丈夫です。
黒を選んでいる自分を責める必要はありません。
今の自分にとって、黒がどんな感覚なのか。
そこを少し見てみることで、自分の本音に気づけることがあります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日の内容が、
自分のことを少し見つめるきっかけになったら嬉しいです✨

