数秘術って、何が分かるの?
初めての方なら、まずそこが気になりますよね。
私が思う数秘術の良いところは、
まず、入り口がとてもシンプルなことです。
基本的には、生年月日が分かれば大丈夫。
出生時間が分からなくても大丈夫です。
計算の仕方さえ分かれば、
自分でもすぐに数字を出すことができます。
家族や身近な人の誕生日が分かれば、
その人の数字を見ることもできます。
これって、数秘術のすごく気軽で良いところだなと思っています。
では、その数字から何が分かるのか。
まずは、その人の性質です。
人って、ひとつの性格だけでできているわけではないですよね。
明るいところもあれば、慎重なところもある。
人と一緒にいるのが好きな時もあれば、
一人でいたい時もある。
いろいろな自分がいると思います。
数秘術では、そんなたくさんある性質の中でも、
どんな性質が特に出やすいのか。
どんなことに興味を持ちやすいのか。
どんなふうに感情を表現しやすいのか。
そんなことを見るヒントになります。
得意なこと。
少し苦手に感じやすいこと。
人との関わり方。
自分の強みや、向き合いやすい課題を見ることもできます。
だから、
あなたはこういう人です。
と決めつけるというより、
ああ。
私って、こういうところが出やすいのかもしれない。
と、自分を知るヒントとして使う感じです。
そして数秘術では、
持っている数字を過去・現在・未来という方向から見ることもできます。
過去には、どんな性質を使ってきたのか。
今は、どんな自分が表れやすいのか。
これから、どんなことを意識していくと良いのか。
さらに、
今の年代では、どんなことがテーマになりやすいのか。
今年は、どんなことを意識しやすい年なのか。
というように、人生の流れを見る方法もあります。
もう少し深く見ていくと、
生年月日だけではなく、名前を数字に変換して見ることもできます。
名前から数字を出してみると、
自分でも気づきにくい内側の部分。
心の中では、どんなことを求めやすいのか。
プライベートでは、どんなことに興味を持ちやすいのか。
そんなところを見るヒントにもなります。
反対に、
外ではどんな自分を見せやすいのか。
周りから、どんなふうに見られやすいのか。
そんな部分を見ることもできます。
考えてみると、同じ一人の人でも、
家にいる時の自分。
仕事をしている時の自分。
友人といる時の自分。
ちょっとずつ違いますよね。
数秘術では、そんな一人の人の中にあるいろいろな面を、数字を使って見ていくことができます。
そして、私が数秘術をおもしろいと思う理由がもうひとつあります。
それは、
シンプルなのに、
深めるとかなり奥が深いことです。
私が普段使っている数秘術では、
基本になるのは1から9までの数字と、11・22・33です。
数だけを見ると、それほど多くありません。
でも、ひとつの数字を、
性格として見たり。
強みとして見たり。
苦手な部分として見たり。
仕事や人間関係に置き換えて考えたり。
いろいろな角度から見ることができます。
たとえばタロットには78枚のカードがあり、
占星術にも12星座、12ハウス、惑星など、たくさんの要素があります。
どちらもとてもおもしろいのですが、
学んでいくと覚えることも増えていきます。
その点、数秘術は、
まず数字を出す。
そして、その数字の意味を知る。
そこから始められます。
でも、深めていくと、これが結構奥が深いんです。
私は数秘術って、
人間観察でもあると思っています。
心理を見ていくことでもあるし。
自分自身を知っていくことでもある。
そして時には、
自分はこれからどう生きたいんだろう。
何を大切にしたいんだろう。
そんなことを考えるきっかけにもなります。
人間関係を見る時もおもしろいです。
誰かと一緒にいると、
どうして分かってくれないんだろう。
なんで、そんな考え方になるんだろう。
って思うことがありますよね。
でも、相手の数字を見てみると、
ああ。
この人は私とは大切にしているものが違うのかもしれない。
そもそも、考え方や感じ方が違うのかもしれない。
って気づくことがあります。
相手を自分の思い通りに変えようとするのではなくて、
自分と相手は違うんだ。
と知る。
それだけでも、相手の見え方が少し変わることがあります。
今までは、
どうして分かってくれないの?
と思っていたことが、
だから、こういう反応をするのかもしれない。
と見られるようになる。
そうすると、
相手への接し方も少し変わってくるかもしれません。
そして、数字の意味を知っていくと、
数秘術だけで終わらないところもおもしろいです。
たとえばタロットを勉強した時に、
あ、この数字ってこういう意味もあったな。
とつながることがあります。
占星術を学んでいる時にも、
この考え方って、数秘術のあの数字と少し似ているな。
と感じることがあります。
もちろん、全部が同じ意味ということではありません。
でも、知っていることが増えてくると、
自分の中で点と点がつながってくるんです。
ただ意味を丸暗記するのではなくて、
この数字から、他にどんなことが連想できるかな。
これは、どんな場面に置き換えられるかな。
と考えるようになる。
そうすると、数字を見る時の言葉も少しずつ広がっていきます。
数秘術は、
生年月日から気軽に始めることができます。
でも、
自分の性質を知ったり。
強みや苦手なことを知ったり。
人生の流れを見たり。
自分と人との違いを知ったり。
深めていくと、いろいろなことにつながっていきます。
だから私は、
数秘術は未来を当てるためだけのものではなくて、
自分や人を知るためのひとつの方法だと思っています。
どうして私はこうなんだろう。
どうしてこの人とは、こんなに考え方が違うんだろう。
そんな時に、
数字を通して少し違う角度から見てみる。
すると、
ああ。だからだったのか。
って、腑に落ちることがあります。
入り口はシンプル。
でも、知れば知るほど奥が深い。
そこが、私が感じている数秘術の魅力です。

